司法書士の資格について

司法書士とはどのような資格なのでしょうか。司法書士とは法務省が管轄する国家資格です。ここ数年の合格率は2.8%前後とかなりの難関です。それでも、受験資格に制限がないため、どのような人でも受験することが可能な資格です。ところが、裁判所事務官、裁判所書記官、法務事務官もしくは検察事務官としてその職務に従事した期間が通算して十年以上になる人、またはそれと同等以上の法律に関する知識及び実務の経験を有する者であって、法務大臣がそれを認めた人たちは、試験を受けなくとも司法書士の資格を持つことができます。

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楽に資格を取れていいなとお思いになるかもしれませんが、上に挙げた裁判所事務官や書記官などに従事している人たちは、かなりの難関を突破してその職に就いている優秀な人ばかりですし、日々法的手続きに明け暮れているわけですから、当然かもしれません。司法書士が行える業務というのは、「司法書士法」という法律で定められています。司法書士法の第三条冒頭部分「司法書士はこの法律の定めるところにより、他人の依頼を受けて、次に掲げる事務を行うことを業とする。」という文に続いて以下一号から八号までに具体的内容が記されています。

司法書士 郡山

要約すると、一、登記又は供託に関する手続きの代理をすること、二、法務局又は地方法務局に提出する書類または電磁的記録の作成及び提出すること、三、法務局又は地方法務局の長に対する登記又は供託に関する審査請求の手続について代理すること、四、裁判所若しくは検察庁に提出する書類の作成、筆界特定の手続において法務局もしくは地方法務局に提出する書類または電磁的記録を作成及び提出すること、五、前各号の事務について相談に応ずること、六、簡易裁判所における手続きについて代理すること(請求額が140万円以下であるなど諸条件を満たす場合に限る)、七、民事に関する紛争であって紛争の目的の価額が140万円を超えないものについて、相談に応じ、又は仲裁事件の手続若しくは裁判外の和解について代理すること、八、筆界特定の手続きにおいて、諸条件を満す場合に限り、相談に応じ、又は代理すること、です。

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以上、司法書士という資格についてみてきました。弁護士に比べると業務内容は限られていますが、日常の様々な相談にも応じてくれますし、有する知識から解決への橋渡しをしてくれます。私たちにとって身近な法律家、それが司法書士です。