入れ歯にするタイミング

うちの会社は定年後も働ける。妻に先立たれて数年が経ち、娘も嫁に行ってすることもない。特に生活に困っているわけでもないが、自分もそのまま働き続けている。通い慣れた職場だし、担当のお客さんもそれぞれ、同じような高齢者。仕事と言っても、毎月顔なじみの担当先にお茶を飲みに行くようなものだ。

人生咬み合わせ

俺は若い頃からルックスには自信があり、歳の離れた後輩の嫁さんから、和製クリントイーストウッドだと、お褒めの言葉を頂いたこともある。人より白髪になるのが早かったが、その分ハゲもせず、今でも飲み屋じゃ結構モテる。そんな俺が、最近悩んでいることがある。娘には相談できないし、こんな時、死んだ妻が居てくれたらと思う。

健康長寿ネット-予防のために:食事と歯並び

俺の悩み。それは、入れ歯にするタイミングだ。仕事はデスクワークだけじゃない。同じ60代でも、他の奴より身体は丈夫だし体力的にもまだ負けていないと思う。ただ、歯だけは年齢に逆らえないようだ。歯茎が下がってきていると、30代の頃から注意は受けてきたが、もう部分入れ歯だけでは難しくなってきた。定期的に通っている歯医者で、先日ついに、入れ歯の入れ替えを勧められた。自分の歯が弱ってきていることと、自分の歯と部分入れ歯の相性も悪い。そろそろ潮時というところだ。とっくに隠居している身分なら気軽に決めることができただろうが、自分はまだ現役で働いている。定期的に通っている飲み屋もある。入れ歯にするタイミングを見極めないと、仕事や私生活にも差し障りがあるかもしれない。



本当に仕事を退職するまで、あと何年くらいあるか、自分でもはっきりしない。定年目前ならそれまで待つが、先の話になると歯がもたないだろう。悩みどころだ。